１７７☆ 『 指力！ 』

『　指力！　』

穴が空いた。
大きな　穴。
ずっと…残るかな？
それで　効くかな？

そこは　空っぽだから
きっと
悲しいも　嬉しいも
なんにも無いよネ？

だって、、、
ちっとも痛くないし、、、

穴を、、、空けた。。
いつもの　ただの
おまじない。。。。。。。。

１７６☆ 『 反未来 』

『　反未来　』

決められゴトに　あやつられ
夢の中、３歩下がって見てました。

今日より　きのう…が良かったネ。
短い短い壱日を
ふりむきながら　進んでる。

現実かもしれない、、、夢。
夢かもしれない、、、現実。

見えない今は　語らずに
つられるままが　イイかもネ。

１７５☆ 『 木のため息 』

『　木のため息　』

そうじゃない
どうして？なんの代わり？

あの時の　最後のひと言
それが　傷ですか？
それが　戻されたのですか？

２度と目を開けなければ
誰も迷わないのなら
私はそれを　実(じつ)とします。

崩れていない　壁の下に
最初の声が残ってるはず。

どうかそれを　見つけて下さい。
無力の言葉　受けとって下さい。

『ごめんなさい、、、』

１７４☆ 『 科そう。 』

『　科そう。』

ジリジリジリ、、、

時々訪れる頭痛は心地良く
でも　望んだ時には現れない。

誰も居ない所では
誰も私を裁いてはくれない。

朝　目が覚めて
また　その時を求めて
次の何かへ　進む。

終わらない　仮想生活。。。

１７３☆ 『 まぼろしの花 』

『　まぼろしの花　』

どの道通ってココまで来たの？
どうしてそんなにキズだらけなの？

…なんて　誰も　聞いてはくれないよ。

すれ違うのも　一瞬だから
気付かなければ　ただの歩み。
同じ道　通っただけの記録。
記憶の中身は　重ならない。

それでも、ほんの少しでも、
同じだネって　思っていたい。

どの道通ってココまで来たの？

あの　キズだらけの青い花、
みんな…　気付いたかな。。。